新興国がワクチン囲い込みに反発、価格つり上げの懸念も
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【ウィーン=細川倫太郎】先進国が新型コロナウイルスのワクチンを囲い込んでいるとして、新興国が反発している。欧米を中心とした変異種の広がりで調達競争が過熱し、高値での購入によって価格がつり上げられる懸念も強い。各国が奪い合う「ワクチン・ナショナリズム」はパンデミック(世界的大流行)の収束を遅らせかねない。
「我々はワクチン・ナショナリズムを懸念している。富裕国がワクチンにしがみついている」。26日...

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