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イスラエル首相、集団免疫へ「世界の実験室に」  

(更新)

【カイロ=久門武史】イスラエルのネタニヤフ首相は27日、世界経済フォーラムのオンライン会合で、世界最速のペースで新型コロナウイルスワクチンの接種を進める同国が「集団免疫に向けた世界の実験室として貢献できる」と述べた。国際空港に続き陸上の国境も閉鎖し、変異種の侵入を防ぐ考えを示した。

イスラエルは陸上の国境も閉鎖する方針だ(ワクチン接種を受けるネタニヤフ首相)=ロイター

ネタニヤフ氏は変異種の感染拡大について「ワクチン接種と変異の競争」だと語った。さらに新たな変異種が現れるとし「できる限り速やかにワクチンを接種しなければならない」と強調した。

同国政府は26日、国際空港を閉鎖した。31日までの予定だが延長の可能性がある。ネタニヤフ氏は陸上の国境も封鎖するとし「国を閉ざす間に100万人単位でワクチン接種を進め、変異との競争に勝つためだ」と述べた。新たな変異種の侵入に気づくのに数週間かかるとも述べた。

同国は人口約900万人の3割以上が少なくとも1回のワクチン接種を終え、人口比で世界の先頭に立つ。ネタニヤフ氏は保険組織「健康維持機構」(HMO)が効率的にワクチンを行き渡らせていると説明した。

先行した理由として、ワクチンを「大量に早く購入したからだ」とも述べた。「1回分につき数ドル多く払っても、すぐに誰もがその10倍を払うようになる」と語った。調達元の米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)とは21回話し合ったと明らかにした。

イスラエルのワクチン接種に関する統計情報をファイザーに提供していると述べ、「我々が生み出すデータから恩恵を得られると訴え、彼らも納得した」と語った。同国は個人の医療記録をデジタル化して一元管理する仕組みを整えている。

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