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ウクライナ中部の商業施設にミサイル 死者16人以上

国連安保理は緊急会合開催へ

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ウクライナ中部ポルタワ州クレメンチュクのショッピングモールに27日、ミサイル攻撃があった。ウクライナ非常事態庁によると、少なくとも16人が死亡、59人が負傷した。ウクライナのゼレンスキー大統領は施設には1000人以上の民間人がいたとして「犠牲者の数は想像もできない」とロシアを非難した。

このミサイル攻撃を受け、国連安全保障理事会はウクライナ情勢に関して協議する緊急会合を28日に開くことを決めた。ウクライナが開催を要請した。

攻撃に使用されたのは長距離ミサイル2発で、モスクワに近いロシアのカルーガ州の空軍基地を飛び立った爆撃機から発射されたとウクライナ軍が明らかにした。ロイター通信が報じた。ロシアはこれまで民間施設を故意に狙うことはないと説明していた。今回の攻撃についてはコメントしていない。

ゼレンスキー氏はSNS(交流サイト)で、ショッピングモールには「ロシア軍にとって何の脅威も、戦略的価値もない」と指摘。「ロシアは世界最大のテロ組織になった」と攻撃を非難した。同氏が投稿した動画では、建物を燃やす炎が激しい黒煙を上げ、民間人や消防とみられる人の姿もあった。

ドイツ南部エルマウで首脳会議(サミット)を開催中の主要7カ国(G7)は27日、ショッピングモールへのミサイル攻撃に対する非難声明を発表した。「無実の民間人への無差別攻撃は戦争犯罪を構成する」と指摘。「プーチン大統領と(攻撃の)責任者は、その責任を負うことになる」と非難した。

ロシア軍はこの1週間でウクライナの国土に対するミサイル攻撃や砲撃を増やしている。26日には首都キーウ(キエフ)がおよそ20日ぶりにミサイル攻撃を受け、9階建ての集合住宅など少なくとも2棟で火災が発生し、1人が死亡している。

一方、東部ルガンスク州では、占領された要衝セベロドネツクに隣接するリシチャンスクを巡る攻防が続いている。ウクライナの警察当局は27日、過去24時間の間にロシア軍がリシチャンスクや近郊で49回の砲撃を行ったとSNSに投稿した。インフラ施設や住宅、教会などに被害が出たとしている。

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