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英HSBC、1~3月純利益2.2倍 貸倒引当金の戻し入れで

金利低下で収入面の逆風は続いている(英HSBCの香港拠点)=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】英金融大手HSBCホールディングスが27日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期比2.2倍の38億8000万ドル(約4200億円)だった。融資の焦げ付きに備えて積む貸倒引当金を一部取り崩し、戻し入れ益が発生した。新型コロナウイルス禍で与信コストが急増した前年と比べて収益環境が好転した。

貸倒引当金などの予想信用損失は、純額で4億3500万ドルの戻し入れがあった。英国を中心に経済見通しが想定より改善したことを反映した。新型コロナの感染拡大が深刻になった前年同期には30億2600万ドルの引当金を計上し、利益を圧迫していた。

地域別の税引き前損益は欧州と北米が黒字に転じ、すべての地域で利益を確保した。最大の稼ぎ頭であるアジア事業は微増の37億5800万ドルだった。

与信コストの重荷は峠を越えたが、世界的な金融緩和で収入面の逆風は続いている。純金利収入は14%減の65億1400万ドルだった。預貸の利ざやを示す純金利マージンは1.21%と、前年同期より0.33ポイント縮小した。

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