/

イラン、英との二重国籍女性に再び禁錮刑 関係悪化も

英政府はラトクリフさんの英国への即時帰還を求めている(撮影日は不明)=ロイター

【ロンドン=中島裕介】イランの裁判所は26日までに、同国の体制転覆を企てたとして禁錮5年の判決を受け、3月に刑期を終えていた英国とイランの二重国籍の女性ナザニン・ラトクリフさんに対し、別の罪で禁錮1年の有罪判決を言い渡した。英BBCが伝えた。英政府は英国への送還を要請し続けており、英イランの関係悪化につながる可能性もある。

ラトクリフさんは慈善団体のトムソン・ロイター財団に勤めていた2016年に、体制転覆を企てたとして有罪判決を受け、テヘランで投獄された。今回の判決では、09年にロンドンのイラン大使館前での抗議活動に参加し、BBCのペルシャ語放送の取材に答えたことで「イランの体制に反する宣伝活動」の容疑をかけられているという。

英政府は今回の判決に反発している。ラーブ外相は26日の声明で「完全に非人道的で不当な決定だ。直ちに解放するようイランに要請し続ける」と強調した。

ラトクリフさんの夫のリチャードさんはBBCに「悪い兆候であり、明らかに交渉戦術に使われている」と語った。イランが英を含む当事国と核合意の立て直し協議に臨む中、有利な条件を引き出すための事実上の人質にしたとみている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン