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トルコ、初の全面ロックダウンへ 夏の観光需要に備え

トルコはラマダン後の休暇明けまで全面的なロックダウンを実施する(26日、イスタンブール)=ロイター

【イスタンブール=木寺もも子】トルコのエルドアン大統領は26日、29日夕方からラマダン(断食月)後の休暇が明ける5月17日朝までの間、全面的なロックダウン(都市封鎖)を導入すると発表した。新型コロナウイルス禍で平日を含む外出禁止に踏み切るのは初めて。夏までに感染拡大を食い止めて外国人観光客を迎えられるようにする。

対面の学校教育をすべて停止するほか、都市間移動は許可制にする。農業や製造業は継続できるようにする。エルドアン氏は「欧州が制限の緩和に向かう中、新規感染者数を抑えなければ取り残され、教育や観光などの分野で高い代償を支払うことになる」と国民に理解を求めた。

トルコはこれまで、経済への影響を最小限にするため、週末などの部分的なロックダウンを実施してきた。だが、4月中旬には1日あたりの新規感染者数が5万~6万人台、死者が300人超などと過去最悪の状況になり、より厳しい規制が必要と判断した。

トルコは年間5000万人の訪問客を受け入れる観光大国で、夏の観光シーズンは慢性的な経常赤字を縮小するため欠かせない。トルコは外国人の訪問を受け入れているが、感染拡大を受け、ロシアが6月1日までトルコ行き直行便をほぼ停止するなど、先行きに黄信号がともっていた。

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