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ウクライナ軍、欧米供与の武器で反攻へ ドイツ戦車到着

【ロンドン=佐竹実】ウクライナ軍が、欧米から供与されたロケット砲などの武器で攻勢を強めている。ドイツが供与したゲパルト対空戦車もウクライナに到着し、ロシアが実効支配を進める東部や南部での反攻を本格化させる。英国防省は26日、ロシアは対艦ミサイルを重要な脅威と位置づけているとの見方を明らかにした。

英国防省は26日の戦況分析で、「ロシアは対艦ミサイルを黒海艦隊の有効性を制限する重要な脅威と位置づけていることはほぼ間違いない」と指摘した。ロシアはオデッサ攻略のための水陸両用攻撃に踏み切ることができず、侵攻計画が大きく損なわれているとした。

米シンクタンクの戦争研究所は25日、ロシア軍によるウクライナ東部ドネツク州の主要都市制圧が困難になっているとの見方を示した。攻めにくい地形でもない小さな集落の攻略に数週間を要しており、ロシア軍は攻撃を続けるうちに消耗していくと分析した。

ウクライナのレズニコフ国防相は25日、ドイツが供与したゲパルト対空戦車が到着したことを明らかにした。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ドイツがウクライナに戦車を送ると公表したのは4月で、供与に3カ月を要したものの、新たな戦力が加わることになる。

ロイター通信によると、ウクライナ軍は米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使って、ロシア軍の50の弾薬庫を破壊した。レズニコフ氏はウクライナ軍がいくつかの橋を正確に攻撃し「ロシア軍の補給路を断った」と主張した。

南部ミコライウでは26日未明、ロシア軍によるミサイル攻撃があった。ロイター通信などが同市市長の話として伝えた。ミコライウはウクライナ軍が反撃姿勢を強めるロシア占領下のヘルソンに近い。市長は「黒海方面から大規模なミサイル攻撃があった」とした。

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