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英空母「クイーン・エリザベス」年内に日本寄港

英国の最新鋭空母クイーン・エリザベスは半年以上かけてインド太平洋地域を航行する(写真は2018年)=AP

【ロンドン=中島裕介】英国防省は26日、最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群をインド太平洋地域に派遣する際、日本に寄港すると発表した。同空母の日本への寄港は初めてで、2021年の後半になる見通し。派遣にあわせて自衛隊との共同演習も実施する。

空母打撃群は5月に英国を出発する。12月までに地中海やインド洋、太平洋を航行する。日本以外にはシンガポールやインド、韓国に寄港する。米国の艦船やオランダのフリゲート艦も艦隊に加わる。

派遣には海洋進出など覇権主義を強める中国をけん制する狙いがある。ウォレス国防相は26日の声明で「派遣はインド太平洋地域や国際秩序への脅威に立ち向かう我々の意思を示すものだ」と語った。

日本の自衛隊のほか、オーストラリアやフランス、ニュージーランドなどの海軍や空軍と演習を予定する。空母打撃群は最新鋭ステルス戦闘機F35Bなどを配備している。駆逐艦やタンカーが随伴する。

英国は3月に公表した外交・安全保障の基本方針「統合レビュー」で、インド太平洋地域への関与の強化を打ち出した。英国は空母打撃群の派遣で同地域の安全保障に貢献する姿勢を示して信頼を高め、経済関係の強化にもつなげる方針だ。

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