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南アフリカで新たな変異ウイルス確認 感染力高い可能性

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【パリ=白石透冴】南アフリカの国立伝染病研究所などは25日、同国で新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが確認されたと発表した。従来の変異ウイルスに比べて複数の変異が生じており、免疫反応をくぐり抜けて高い感染力を持つ恐れがあるという。英国は発表を受け、南アへの渡航を制限する考えを明らかにした。

南アでは首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクなどで、若者を中心に22人の感染が確認されるなど感染例が増えている。隣国のボツワナや香港でも見つかっており、このうち香港のケースは南アからの渡航者だった。

ウイルスの表面にある突起状の物質「スパイクたんぱく質」に30カ所以上の変異が入っているという。人間の免疫は同部位を狙ってウイルスの排除を試みるため、変異によっては免疫反応が起こりにくくなる恐れがある。これまでの変異ウイルスよりも、さらに脅威が高まっているとの見方が出ている。

英政府は25日、南アとの間に渡航制限を設ける考えを明らかにした。南アと周辺の計6カ国から直行便を禁止するほか、英国への渡航者については、近く10日間の隔離期間も行う見通し。イスラエルも南アや周辺国からの渡航を原則禁止したと現地メディアが報じた。

世界保健機関(WHO)は26日にも緊急会合を開き、新たな変異ウイルスの危険性について議論する。

新たな変異ウイルスは強い感染力を持っている可能性があり、一気に世界に広がるとの懸念が出ている。インド由来のデルタ型も短期間に世界全体に広がり、欧州など複数の地域で主流になっている。

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