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エリクソン21年通期、3割増益 5Gが中国以外で好調

(更新)

【ロンドン=佐竹実】スウェーデンの通信機器大手エリクソンが25日発表した2021年12月期の通期決算は、純利益が前の期比3割増の226億9400万スウェーデンクローナ(約2700億円)だった。中国事業が減収となったが、他の地域での高速通信規格「5G」関連事業が好調だった。

売上高は同微減の2323億1400万クローナだった。売上高に占める中国の割合は、8%から4%に減った。スウェーデン政府は20年10月、5Gの通信網から中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を排除することを決めた。これによりエリクソンは中国政府の報復で中国での市場シェアが下がるとしていた。

中国の不調を、その他の地域が補った。各国で5Gの整備が進んでおり、エリクソンは基地局(アンテナ)やシステムなどを提供している。ボリエ・エクホルム最高経営責任者(CEO)は「グローバルでは5G商用化は初期段階にある。今後さらに需要が見込める」と述べた。

ファーウェイの機器を排除する代わりに、エリクソンを選ぶ通信事業者もある。ロイター通信が関係者の話として報じたところによると、スペインの通信大手テレフォニカは、自社の5Gネットワークにファーウェイ製品を使用していたが、このほど一部をエリクソン製に切り替えた。

エリクソンは21年11月、クラウドサービスなどを手掛ける米ボネージを62億ドル(約7100億円)で買収すると発表した。通信インフラをクラウド上のソフトウエアに置き換えることで効率化するサービスが台頭する中、クラウド分野の強化が課題だった。

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