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「指導者は責任負うべきだ」 英パーティー問題で報告書

【ロンドン=佐竹実】英政府は25日、新型コロナウイルス対策の規制中に英首相官邸でパーティーが繰り返し開かれた問題についての内部調査の報告書全文を発表した。複数が集まり飲酒したことは「コロナ規制に沿っていなかった」と指摘した。ジョンソン首相の名指しはしなかったものの「中枢の指導者は責任を負わなければならない」と非難した。

ジョンソン首相は同日の議会下院で演説し、「私の監視下で起きた全ての出来事について責任を負う」と述べた。野党などからは改めて辞任を求める声が相次いだが、首相は続投する意向を改めて示した。

新型コロナの感染拡大で他の世帯との接触が禁じられていた時期に首相官邸などでパーティーが開かれていた。報告書によると、2020年から21年の間に16回に及び、首相も参加していた。過剰なアルコールの摂取が認められたほか、カラオケの設備が用意されたこともあった。長いときは翌日の午前3~4時ごろまで参加者が残り、清掃スタッフに対する礼を欠く対応もあった。報告書は「指導者は(飲酒の)文化の責任を負わなくてはならない」とした。

1月に公表された暫定報告書では、「首相官邸の様々な部局や内閣府にリーダーシップと判断の失敗があった」と指摘していた。内部調査とは別にロンドン警視庁による捜査も行われ、ジョンソン首相とスナク財務相らが規則違反で罰金を科された。英BBCによると、ジョンソン首相は違法行為で罰を受ける初めての現役首相となった。

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