/

プーチン氏、停戦交渉の用意 キエフ包囲で圧力

think!多様な観点からニュースを考える

【モスクワ=石川陽平】タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は25日、モスクワで記者団に「プーチン大統領は(ゼレンスキー・ウクライナ大統領による停戦交渉の)提案に応じ、ミンスクに代表団を送る用意がある」と述べた。代表団は国防省、外務省、大統領府の代表で構成されるという。

これに先立ち、ゼレンスキー氏は25日のビデオ演説で「これ以上の犠牲者が出ることを止めるため、交渉の席に着くことを呼び掛ける」と述べ、停戦交渉をロシアに提案していた。

ロシアの独立系メディア、メドゥーザによると、ロシア国防省は25日、ロシア軍がキエフ北西の郊外にあるホストメリの空港を奪取し、「ウクライナの特殊部隊200人以上を殺害した」と明らかにした。国防省は「キエフは西側から封鎖された」とも指摘した。

ロシアはキエフの包囲網を築きながら、ウクライナ政府に譲歩を迫っている可能性がある。ウクライナ側とのベラルーシでの協議が実現すれば、ロシアはゼレンスキー政権に対して、即時退陣や北大西洋条約機構(NATO)への非加盟など厳しい条件を示す可能性がある。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

ウクライナ侵攻

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

■戦況  ■マーケット・金融への影響  ■ビジネスへの影響 

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません