/

ウクライナ大統領「穀物輸出、必ず始める」

(更新)
think!多様な観点からニュースを考える

【ドバイ=福冨隼太郎】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、「(ウクライナ産)穀物の輸出を必ず開始する」と語った。輸出のための船舶の安全は同国とロシアの交渉を仲介した国連とトルコ次第だとの認識も示した。首都キーウ(キエフ)を訪問したグアテマラのジャマテイ大統領との会談後、記者団に語った。

ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏は「輸出のために必要な全てを行う予定だ」と強調。ロシアが輸出再開に合意した後の23日にウクライナ南部オデッサ港をミサイルで攻撃したことについて「全世界は(輸出再開の)合意から24時間も経過せずに攻撃が始まったことを見た」と批判した。国連とトルコがロシアをどれだけコントロールできるかが問題だとも指摘した。

仲介役を果たしたトルコのエルドアン大統領は25日、同国国営放送のインタビューで「ロシア、ウクライナ両国が合意に基づく責任を果たすことを求める」と語った。仲介国として合意の実行を進める考えも強調した。

ウクライナ政府高官は同日、ウクライナ産穀物の輸出を週内にも再開する考えを示していた。トルコ国防省によると同国のアカル国防相は同日、ウクライナのクブラコフ・インフラ相に対し、週内に穀物の輸出を始めるとのウクライナ側の発表を歓迎し「輸出は可能な限り速やかに始まることが重要だ」と語った。

一方、ロイター通信などによると、ロシアのラブロフ外相は同日、訪問先のコンゴで穀物の輸出再開の合意について「ロシアによるウクライナの軍事インフラ攻撃の継続を妨げるものではない」と述べた。ロシア側はオデッサ港への攻撃について、高精度ミサイルで軍事インフラを破壊したと主張している。

ゼレンスキー大統領は25日夜のビデオ演説で、軍の特殊作戦部隊の司令官を交代したと発表した。国防情報部の幹部が大統領直属の情報委員会のトップを兼任する人事も明らかにした。具体的な理由には触れていない。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
投稿チェック項目URLを投稿文中に入力する場合は、URLの末尾にスペースか改行を入れてください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

■戦況  ■マーケット・金融への影響  ■ビジネスへの影響 

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン