イスラエル感染再拡大、マスク着用義務が復活 - 日本経済新聞
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イスラエル感染再拡大、マスク着用義務が復活

【カイロ=久門武史】新型コロナウイルスワクチンの接種で世界的に先行したイスラエルで、感染が再拡大している。保健省は25日、屋内でのマスク着用を再び義務付けた。感染力の強いインド型(デルタ株)が広がっており、わずか10日で着用義務を復活させた。

同国で全2回のワクチン接種を済ませた人は515万人と、人口の6割に迫る。新規感染者はピークの1月に1日1万人を超えた後、5月下旬に10人を切るまでに減少していた。だが今月21日に2カ月ぶりに100人を上回り、24日は227人と増加傾向に転じている。

同国メディアによると、保健省は最近の新規感染者の7割はデルタ株だとしている。変異株の拡大を警戒し、屋外でも大規模イベントではマスクを着用するよう呼び掛けている。

イスラエル政府は15日に屋内でのマスク着用義務をなくすなど新型コロナ関連の行動規制をほぼ解除していたが、逆戻りを余儀なくされた。23日には、7月1日からとしていたワクチン接種済みの外国人観光客の受け入れについて、1カ月先送りすると発表した。国内で子供の感染が増えており、12~15歳への接種を急ぐ方針も示している。

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