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フィリップス、コロナでも増収増益 20年通期

フィリップスはコロナ禍で呼吸器や遠隔診断が伸びた=ロイター

【フランクフルト=深尾幸生】オランダのヘルスケア大手フィリップスが25日に発表した2020年12月期通期の決算は純利益が前の期比2%増の11億8700万ユーロ(約1500億円)だった。人工呼吸器の増産などが奏功し新型コロナウイルス禍でも増収増益を確保した。

売上高は微増の195億3500万ユーロだった。呼吸器や遠隔診療システムなどを含むコネクテッドケア部門の売上高が19%増えた。コロナで各国政府の要請を受け、呼吸器の生産能力を5倍以上に高めたことが貢献した。

一方、主要顧客である病院がコロナ関連以外の投資を控えたり延期したりした結果、売上高の約半分を占める診断・治療機器部門の売上高は4%減った。消費者向け製品のパーソナルヘルス部門は8%減。コロナ感染が拡大した20年前半を中心に電動歯ブラシなどが落ち込んだ。

2021年については、売上高で数%の増加を予想する。20年10~12月期に受注が7%増えたことに加え、25の医療機関と新たに契約を結んだためだ。コネクテッドケア部門は20年の急増の反動で伸びないが、診断・治療機器部門とパーソナルヘルス部門はそれぞれ5~6%の増収を見込んでいる。

フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者(CEO)は電話会見で「医療機関はより多くの患者を守るため、コストを抑えられる遠隔診断などに関心を持っている。このトレンドは今後も続く」と説明した。

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