「従業員が最優先」欧州で最も働きがいある会社の信念
カイシャの未来 フィージ共同創業者のヘンドリック・シャケル氏
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――欧州で最も働きがいのある会社(中小の部)に選ばれました。
「私たちは第1に従業員、第2に顧客、第3にステークホルダー(利害関係者)という優先順位を公言している。住宅ローンのコンサルティングなのに客が一番でないのはどうかと思うかもしれないが、働きがいや待遇面で会社が従業員を大切に扱えば従業員の幸福度は高まり、自然と顧客に寄り添うようになる。業界調査のフィージの顧客満足度は10点中9.8点と高い...
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株式会社が誕生してから約400年。社会を豊かにしてきた会社が岐路に立っている。利益を過度に追い株主に報いる経営姿勢に若者らがノーを突きつけ、社会への貢献や存在意義を明確に示すよう求め始めた。会社と社会。語源が同じと伝えられる2つの言葉が今、再び重なり合うときを迎えている。
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