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ブルキナファソでクーデターか 軍が大統領を退任させる

(更新)

【イスタンブール=木寺もも子】西アフリカのブルキナファソで24日、軍がカボレ大統領を退任させたと発表した。憲法を停止し、国境は閉鎖したという。アフリカ連合は「クーデターの試みだ」として非難した。ロイター通信などが伝えた。

国営テレビを通じて声明を発表した軍将校は、政変は非暴力で行われたと主張した。カボレ氏は治安の悪化に対処する能力がなく、イスラム過激派の台頭を招いているとも説明した。将校らは「軍のすべての部門が参加する」グループだと名のった。

ブルキナファソが加盟するアフリカ連合、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はいずれも政変を非難した。国連のグテレス事務総長も声明で「武力による政府乗っ取りの試みを強く非難する」と述べた。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は「カボレ氏は軍の支配下に置かれている」として即時釈放を求めた。

ブルキナファソは1960年にフランスから独立した。80~90年代にはたびたび軍によるクーデターが起きた。カボレ氏は2015年に選挙で大統領に当選、20年に再選した。

この間、過激派組織「イスラム国」(IS)、アルカイダ系組織などによるテロが広がり、カボレ氏の退陣を求める声も上がっていた。ロイター通信や中東の衛星放送局アルジャズィーラは、治安改善のためとして軍を支持する市民の話を伝えた。

西アフリカでは近年、クーデターが相次いでいる。マリでは20~21年の計2回、ギニアでも21年9月、いずれも軍によるクーデターが起きた。

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