「影の銀行」欧州発の火種 規制強化で売り連鎖も
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欧州連合(EU)や英国が、厳格な規制対象ではない資金の出し手である「影の銀行(シャドーバンク)」に対する規制を強化しようとしている。年金基金や電力会社などのデリバティブ(金融派生商品)取引を発端に市場が大混乱したからだ。規制強化は低金利下の行き過ぎたリスクがある取引を抑制するとともに、リスク資産の売却がさらなる売りを呼び、新たな波乱を呼び込む懸念もはらむ。
「エネルギー危機はEUの金融市場の特定...
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