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ロシア下院選、プーチン大統領の与党は19議席減

2024年の次期大統領選に向け、内政の安定を確保したロシアのプーチン大統領=AP

【モスクワ=石川陽平】ロシア中央選挙管理委員会は24日、17~19日に投票されたロシア下院選(定数450)の最終結果を発表した。プーチン大統領を支える与党、統一ロシアは324議席で、2016年の前回下院選で得た343議席から19議席減らした。だが、憲法改正に必要な定数の3分の2は確保し、安定多数を維持した。

第2党は引き続き左派のロシア共産党で、政権への批判票を吸収して前回の42議席から57議席に増やした。中道左派の「公正ロシア・正義のために」は27議席(前回は23議席)、極右の自由民主党は21議席(同39議席)をそれぞれ獲得した。今回は新たに政権に近い改革派政党「新しい人々」が13議席を得て、独立した会派を形成する見通しだ。

ロシア下院選は政党別の比例代表と小選挙区の並立制で争われた。投票率は51.72%だった。下院議員の任期は5年。プーチン氏が5選を目指して出馬する可能性がある24年の次期大統領選に向け、政権は内政の安定を確保した形だ。

下院選では与党の支持率が低迷するなか、政権による反体制派野党への弾圧、年金生活者に一時金を配る「ばらまき」など多くの問題が指摘された。しかし、ペスコフ大統領報道官は20日、プーチン氏が下院選について、競争と透明性が確保されたことを高く評価していると述べた。

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