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風邪の症状「半分がコロナの可能性」 英研究チーム

【ロンドン=篠崎健太】新型コロナウイルスの新規感染者が急増中の英国で、喉の痛みや鼻水など風邪のような症状が出た人の半分に新型コロナ感染の可能性があるとの推計を、英研究チームが23日発表した。感染力が強い新たな変異型「オミクロン型」が猛威を振るうなか、その症状が比較的軽い傾向を映している可能性がある。

アプリによる報告などから英国の感染状況を分析している「ゾエCOVIDシンプトム・スタディー」が20日までのデータから推計した。風邪のような症例と新型コロナの感染確認数を分析したところ、英国では「新たに風邪のような症状を覚えた人の半分が、無害な風邪ではなく新型コロナである可能性がある」という。

研究を主導するティム・スペクター教授は「オミクロン型は(これまで主流だった)デルタ型よりも軽症であることが示唆される」とコメントした。「新たに症状を訴える人の数は先週から爆発的に増えている」と指摘し、年末までにさらに多くの人がオミクロン型に感染するとの見方を示した。

従来は新型コロナで発症すると高熱やせき、味覚・嗅覚障害などが表れることが多かった。同研究の症例分析によれば、オミクロン型には喉の痛みや鼻水、頭痛などから始まる風邪に似た症状が目立つという。

英保健安全局はオミクロン型の感染者はデルタ型と比べ、入院に至る重症化率が「50~70%低い」との初期分析結果を公表した。ワクチン追加接種の有効性が認められる一方、オミクロン型に対する効果は急速に下がっていくことが示唆されるとも指摘した。追加接種後から10週後の時点で15~25%低下する可能性があるとの見解を示した。

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