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ウクライナに親ロシア政権画策か 英が警告

【ロンドン=中島裕介】英外務省は22日、ロシアがウクライナに親ロシア派の政権を樹立させようとする動きがあると警告した。親欧米路線のゼレンスキー現政権を失脚させ、親ロシアのムラエフ元ウクライナ最高会議(議会)議員を首班とする政権を発足させる工作が検討されているという。英外務省はロシアがウクライナへの侵攻と占領を計画しているとしている。

英外務省はアザロフ元首相ら4人の名前を挙げて、ロシアの情報機関が「接触を続けているとの情報がある」とも指摘。4人の中にはロシア情報機関の工作に関与したとして米財務省が20日に経済制裁を科したウクライナの元政府高官も含む。英外務省は4人の中にロシアのウクライナへの侵攻計画に現在も関与している人物がいると分析した。

トラス英外相は「ウクライナ政権を破壊しようとするロシアの動きに光を当てた」と説明。ウクライナへの侵攻は「深刻な代償を伴う甚大な戦略的な過ちになる」と警告した。ロシアはウクライナとの国境周辺に軍部隊を展開しており、クリミア半島を併合した2014年に続く再侵攻が懸念されている。

ロシア外務省は英外務省の警告についてツイッターで「偽情報だ」と反発。「ウクライナをめぐる緊張を激化させているのは北大西洋条約機構(NATO)だ」との批判を展開した。

英外務省の警告には、親ロ政権樹立に向けたロシアの戦略など詳細な情報は含まれていない。英紙ガーディアンによると、外交専門家の間では英政府の警告について「非現実的だ」との見方も出ているという。

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