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トルコ、インフレ加速でも利下げ リラ最安値を更新

トルコ中銀は政治の圧力を受けやすい=ロイター

【イスタンブール=木寺もも子】トルコ中央銀行は23日、金融政策決定会合を開き、主要政策金利の1週間物レポ金利を年19%から18%に引き下げた。インフレが加速する中での利下げは、高金利を嫌うエルドアン大統領の意向をくんだものとみられる。金利据え置き予想が大勢だった市場では通貨リラが史上最安値を更新した。

利下げは2020年5月以来1年4カ月ぶり。外為市場でリラは売られ、一時ドルに対して前日比1・8%下落した。

主要国、新興国の中銀の多くはインフレを懸念して金融引き締めの方向にかじを切っている。トルコでは足元の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比19%を超えており、利上げをしてもおかしくない局面だ。

トルコではエルドアン氏が常々「金利は悪だ」として利下げを求めていた。3月にはタカ派の前総裁を更迭し、現在のカブジュオール総裁を登用した。

利下げの兆候はあった。政権と市場の間に挟まれたカブジュオール氏は9月上旬、既に政策金利を上回るCPIの代わりに、物価変動の激しい食品などを除いたコアCPIを重視するのが適切だと発言した。それまで政策金利をインフレ率より高く保つという方針を示していたが、微妙に軌道修正した。

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