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スイス当局、クレディ・スイスを調査 アルケゴス損失で

クレディ・スイスはアルケゴスとの取引で5000億円超の損失を出した=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】スイス金融市場監督機構(FINMA)は22日、同国の金融大手クレディ・スイス・グループへの調査を開始したと発表した。米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引で巨額の損失が生じたことを受け、リスク管理などの体制に不備がなかったか調べる。経営破綻した英金融会社グリーンシル・キャピタルとの関係についても調査を進める。

クレディ・スイスが同日発表した2021年1~3月期決算は、アルケゴスの関連損失44億スイスフラン(約5200億円)を計上し、2億5200万スイスフランの最終赤字に転落した。

FINMAは第三者機関も交えて損失発生に至った経緯を精査する。「英米の当局と情報交換を続ける」とも表明した。クレディ・スイスにはリスクを減らす取り組みを求めたほか、銀行規制上の自己資本を計算する際の分母にあたるリスク加重資産の一時的な追加を指示した。

クレディ・スイスは同日、資本増強に向け、6カ月後に株式に強制転換される社債の発行計画を発表した。総額17億スイスフランの調達で普通株などの中核的自己資本(CET1)比率は0.55~0.6ポイント高まり、13%程度の水準を確保できるとみている。

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