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ロシア反体制派「工作員が犯行認めた」 毒殺未遂疑惑で

ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏は毒殺未遂疑惑を巡って政権批判を強めている(写真は2019年、モスクワ)=AP

【モスクワ=小川知世】ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏は21日、自らの毒殺未遂疑惑を巡り、関与が指摘されたロシア連邦保安局(FSB)の工作員とされる男が犯行を認める発言をしたと明かした。同国のプーチン政権の関係者を装って男に電話し、経緯を聴取したやり取りを公開した。FSBは通話記録が偽物だと否定している。

通話記録によると、男はナワリヌイ氏の下着に毒物が仕込まれていたと明かした。容体が急変した時に同氏が乗っていた飛行機が緊急着陸し、すぐに治療を受けたため、暗殺が未遂に終わったとも説明した。

英調査報道機関などは14日、FSBの化学兵器専門チームが事件に関わったとして、工作員8人の氏名と写真を公表した。ナワリヌイ氏は公表前にこのうちの1人に電話し、政権幹部の補佐官を名乗って説明を求めた。

ロシアは関与を一貫して否定し、ナワリヌイ氏が米情報機関の支援を受けていると批判している。

ナワリヌイ氏は8月にシベリアからモスクワへ向かう機内で意識を失った。欧州連合(EU)はロシアが猛毒の神経剤を使って殺害を企てたとして、10月に対ロ制裁を発動した。ドイツに滞在中の同氏はいずれロシアに戻る意向を示している。反政権運動の盛り上がりを警戒し、帰国を避けたい政権との攻防が激しくなる可能性がある。

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