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欧州で規制緩和相次ぐ アイルランドなど、感染落ち着き

(更新)

【ロンドン=佐竹実】欧州で新型コロナウイルス対策の規制を緩和する動きが相次いでいる。アイルランドは21日、飲食店の営業時間の制限をなくすと発表した。フランスも在宅勤務のルールを撤廃する。感染が落ち着いている上、変異型「オミクロン型」の重症化率が低いことが背景にある。

ロイター通信によるとアイルランド政府は21日、新型コロナ対策の規制をほぼ撤廃すると発表した。午後8時までとしていた飲食店などの営業規制を解除するほか、イベントの人数規制もなくす。スペインのカタルーニャ州では21日から夜間外出規制をやめたほか、デンマークは映画館などの営業を再開する。

フランス政府は20日、1月上旬から義務付けていた週3日の在宅勤務のルールを2月2日に撤廃すると発表した。屋外でのマスク着用義務や集会人数の上限も撤廃する。1日当たりの感染者数は40万人程度と多いが、重症者はこれまでのように増えていない。

英国も、感染者の数よりも患者が重症化するかどうかを重要視している。英政府は19日、イングランド地方で27日からマスク着用義務を撤廃すると発表した。年末からオミクロン型の感染が急増したが、人工呼吸器が必要な患者数は増えなかった。3月には感染者の隔離義務もなくす方針だ。

クワーテング英民間企業・エネルギー・産業戦略相は21日のラジオ番組で、人々は職場に戻るべきだと述べた。「パンデミック(世界的大流行)からエンデミック(一定期間で繰り返される流行)になりつつある。我々は新型コロナと共存していかなくてはならない」と話した。

もっとも、英国では一部で早期の規制解除に批判の声もある。新型コロナの行動規制の最中に英首相官邸でパーティーが開かれていた問題を受けてジョンソン首相は与党・保守党内で求心力を失っている。規制解除は党内で規制に反対する勢力に配慮するためとの報道もある。

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