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コンゴ共和国、中国への債務返済延期で合意 財務相

中国の習近平国家主席㊨と式典に臨むコンゴ共和国のサスヌゲソ大統領(2016年)=ロイター

【カイロ=久門武史】アフリカ中部の産油国コンゴ共和国のアンデリ財務相は21日、同国の対中債務24億ドル(約2600億円)について、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が返済延期に原則として同意したと表明した。ロイター通信が伝えた。

コンゴ共和国は2019年に中国と一部債務の再編で合意したが、3年以内に債務の3分の1を返済することを条件としていた。サスヌゲソ大統領が21日、習主席との電話で返済の猶予を要請し、習氏も受け入れた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、返済が再び困難になったことを伝えたという。条件は両国の専門家が詰めることで一致した。

対象となった中国の貸し付け内容は不明だが、世界銀行によると19年のコンゴ共和国の債務残高は約60億ドルで、このうち中国向けが6割を占めていた。

コンゴ共和国に対しては国際通貨基金(IMF)が19年、経済再建のため4億4900万ドルの支援を決定し、債務が維持可能であることを求めていた。IMFからの支援継続を引き出すためにも、対中債務の返済延期が必要だったとみられる。

コンゴ共和国は石油輸出国機構(OPEC)加盟国だが、産油量は日量30万バレルと世界の1%にも満たない。ロイター通信によると欧州の資源商社にも計約17億ドルの債務を負っており、一部については債務再編の合意に至っていない。

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