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コロナ治療の後発薬、27社が途上国向け生産

【パリ=白石透冴】医薬品供給を進める国際組織「医薬品特許プール(MPP)」(ジュネーブ)は20日、製薬27社が米メルクの新型コロナウイルス飲み薬「ラゲブリオ(一般名モルヌピラビル)」の後発薬を途上国向けにつくることが決まったと発表した。途上国でのコロナ治療薬普及に弾みがつくことが期待される。

モルヌピラビルは軽症・中等症患者向けの薬で、入院・死亡の確率を下げられる。重症化しやすい患者に使えば、本人にとって有益となるだけでなく医療施設の負担を下げる効果もある。日本は2021年12月に治療薬として承認している。

後発薬をつくるのは中国、インド、南アフリカなど11カ国の企業で、メルクとの交渉も経て実現した。低~中所得の105カ国に早ければ2月から販売する。ロイター通信によると、米国での価格は40錠で700ドル(約8万円)だったが、後発薬は35分の1に当たる約20ドルになると見込まれる。生産量は明らかになっていない。

新型コロナは「オミクロン型」「デルタ型」などの変異型が次々に現れており、ワクチンの効果が下がったとの研究結果がある。途上国で接種率を高める努力を続ける一方で、治療薬の選択肢を広げることも重要になっている。

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