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トルコリラが急騰 最安値後、預金価値の保全策表明で

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【イスタンブール=木寺もも子】20日の外国為替市場でトルコリラが乱高下した。一時、前週末比で10%超安い1ドル=18リラ台と過去最安値を付けた後、同10%超高い14リラ台に急騰した。エルドアン大統領がリラ建て預金の価値を政府が保全するという異例の措置を表明、リラが買い戻された。

エルドアン氏によると、リラ預金をしている人が銀行から金利を受け取っても為替安のためにドルなどの外貨ベースで損失を被る場合、その分を政府が補償する。具体的な仕組みや詳細は明らかにしていない。

エルドアン氏は「国民は今後、為替相場の変動懸念のために預金を外貨に替えなくてもよくなる」としてリラ預金を促した。トルコでは自国通貨の価値が不安定なことから資産を外貨に替える動きが進み、いっそうのリラ安につながっていた。預金に占めるドルなどの外貨比率は2017年に4割だったのが今年12月には6割を超えた。

政府が預金の価値を保全する仕組みにどの程度の持続性があるかなどには不透明な面もある。20日の閣議後に演説したエルドアン氏は、リラ建て国債への免税や、為替リスクを背負う輸出事業者への金融支援策などにも言及した。

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