/

チャド大統領が死去、交戦地帯で 後継に息子

チャドのデビ大統領は30年以上政権の座にあった(2020年1月)=AP

【カイロ=久門武史】アフリカのチャドのイドリス・デビ大統領(68)が20日死去したと軍が発表した。反政府武装勢力との交戦地帯で軍の前線部隊を訪問中だった。軍報道官は後継の暫定大統領にデビ氏の息子マハマト・カカ氏が指名されたと表明した。ロイター通信が伝えた。

デビ氏は30年以上権力を握り、アフリカでも屈指の長期政権となっていた。

AFP通信によると軍は19日、同国北部を襲撃した反政府武装勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」との戦闘で約300人を殺害したと発表し、FACT側はデビ氏が負傷したと主張していた。米国務省は17日、騒乱の恐れがあるとして首都ヌジャメナにある米大使館の職員に退避を勧告していた。

デビ氏は軍出身で1990年に大統領に就任し、今月11日投票の大統領選で6期目の勝利を確実にしていた。サハラ砂漠の南縁のサヘル地域で台頭するイスラム過激派の掃討作戦を主導するフランスに協力してきた。死去は過激派対策に影を落とす可能性がある。

野党はデビ長期政権の強権的な統治を批判してきた。チャドの国民議会は18年、大統領任期を延長する新憲法を可決していた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン