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8月のドイツ生産者物価、45.8%上昇 資源高で過去最高

【ベルリン=南毅郎】ドイツ連邦統計庁が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比で45.8%上昇した。伸び率は1949年の統計開始以来で最高だった。ロシアのウクライナ侵攻に伴う供給不安で、エネルギーを中心に幅広い品目が値上がりしている。コストの上昇は企業収益を圧迫し、ドイツ経済の停滞リスクを高める。

生産者物価指数は企業間で取引するモノの値動きを総合的にとらえた指数。独連邦統計庁ではドイツ国内で生産・販売される製品などの価格動向をまとめている。8月はエネルギーを除いたベースでも14.0%上昇した。前月と比べた伸び率も7.9%と最高を記録し、インフレが加速している。

品目別では、エネルギーが前年同月比で139%上昇した。特に天然ガスは3倍以上に跳ね上がり、電気代や石油製品も軒並み値上がりした。鉄鋼や肥料のほか、食料品が22.3%上昇と製品の川上から川下まで価格高騰が目立った。

8月は欧州天然ガスの指標価格になるオランダTTFが過去最高値を更新した。今秋からは光熱費が一段と跳ね上がる恐れがある。コストの上昇は企業収益を圧迫し、販売価格への転嫁が進んでも消費者物価を押し上げるためドイツ経済に逆風となる。

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