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アフガン、1400万人が深刻な飢餓 WFPが警告

(更新)

【ウィーン=細川倫太郎】イスラム主義組織タリバンがほぼ制圧したアフガニスタンでは、1400万人が深刻な飢餓に直面――。国連世界食糧計画(WFP)は19日までに同国で人道危機が進行していると警告した。年末までに支援のため2億ドル(約220億円)が必要とし、国際社会に協力を呼びかけた。

WFPによると、アフガンの3人に1人が飢えに苦しみ、子どもは200万人が栄養不良の状態にある。数十年にわたる紛争だけでなく、深刻な干ばつや新型コロナウイルスの感染拡大による貧困が原因だ。タリバンの進攻によって多くの人々が避難を余儀なくされ、食料不足に一段と拍車がかかる可能性がある。

AP通信によると、WFPのアフガンの責任者は「大惨事」だとし、「今後2~3カ月で900万人を支援する計画だが、多くの課題がある」と語った。治安の悪化や道路封鎖が広がれば、食料が十分に届けられなくなる恐れがある。

飢餓は他の途上国でも深刻になっている。天候不良による農作物の不作や、急激な経済再開で供給が追いつかず、世界の食料価格は上昇してきた。コロナ禍も家計を直撃し、アフリカや中南米では食料調達が困難になっている家庭も多い。

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アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し、大統領府を掌握しました。米国は2001年の米同時テロをきっかけにいったんはタリバンを打倒しましたが、テロとの戦いは振り出しに戻りました。アフガニスタン情勢を巡る最新の記事をこちらでお読みいただけます。

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