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中国で服役のICPO前総裁、妻が「中国は化け物」と批判

【パリ=白石透冴】2018年に突如行方不明となり、中国で服役中とみられる国際刑事警察機構(ICPO)前総裁、孟宏偉氏の妻、グレースさんが仏リヨンでAP通信の取材に応じ、「彼らは化け物だ」などと中国当局の対応を厳しく批判した。ICPO総会がトルコで23~25日に開かれるのを前に、中国への国際的な批判が強まることを期待した。

グレースさんは「私には自分の顔を見せ、何が起きたかを語る責任がある。中国では多くの家族が私たちと同じ経験をしている」などと語った。孟氏については「18年以来一切の情報がなく、生きているかもわからない」と顔をゆがませた。

中国当局は18年、国際機関の現職トップを拘束しながら10日以上も事実を公表せず、法治の常識が通用しない国との印象を世界に与えた。中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は19年、16年からICPO総裁を務めた孟氏に対し「重大な規律違反があった」として党籍を剥奪した。中国天津市の第1中級人民法院(地裁)は20年、孟氏に収賄罪で懲役13年6月の実刑判決を言い渡した。

グレースさんは「偽りの裁判だ。政治的な不一致が刑事事件に置き換えられる例だ」と主張し、孟氏が不当に処罰されたとの見方を示した。

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