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フィリップス、21年通期予想を下方修正 供給網の混乱で

【フランクフルト=深尾幸生】オランダのヘルスケア大手フィリップスは18日、2021年12月期通期の売上高と利益率の見通しを下方修正した。半導体不足や海運の需給逼迫でサプライチェーン(供給網)が混乱しているうえ、睡眠治療関連機器のリコールに対応しているためだ。

継続事業ベースの増収率を「1ケタ台前半」に見直した。これまでは「1ケタ台前半~半ば」だった。売上高に占める調整後のEBITA(利払い・税引き・償却前利益)の比率は、前年比0.6ポイント改善するとしていたのを「わずかに改善する」に修正した。

フィリップスが同日発表した21年7~9月期の決算は、売上高が6%減の41億5600万ユーロ(約5500億円)で、経営の指標としている調整後EBITAは5億1200万ユーロと25%減った。

サプライチェーンとリコールの影響は、売上高をそれぞれ約1億5千万ユーロ押し下げた。半導体や電子部品の不足で需要に見合う生産ができなかったほか、睡眠治療機器では交換・修理を優先し、新規販売を停止しているためだ。

フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者(CEO)は電話会見で、サプライチェーンの混乱は10~12月も続き、リコールの対応も22年前半までかかるとの見通しを示した。「22年後半から成長軌道に回帰する」と述べた。

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