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英、コロナ規制19日解除 感染者増で割れる賛否

(更新)
感染者の増加を受け、公共交通機関は独自にマスクの着用を義務付ける(14日、ロンドン)=AP

【ロンドン=佐竹実】英国の人口の大半を占めるイングランドで19日、新型コロナウイルス対策の規制が解除される。ワクチン接種が進み死者や重症者が減り、英政府はウイルスとの共生路線を進める。足元では感染者が1日5万人を超え、国内でも賛否が割れている。周辺国では警戒感も出ている。

1月に始まったロックダウン(都市封鎖)は3月以降、感染の落ち着きに合わせて段階的に緩和してきた。今回が最終的な解除となる。店内やイベントの入場人数の制限をなくし、ソーシャルディスタンス(人と人との距離)に関する規制も撤廃する。人混みの中でのマスク着用は推奨するが、義務ではなくなる。濃厚接触者や、外国からの入国者の隔離措置は続ける。

足元ではインド型(デルタ型)が10~20代の若い世代を中心に流行しており、夏場には感染者数が10万人に達するとの見方もある。17日の新規入院者数は740人と、増加ペースが速まってきた。同日にはジャビド保健相が検査で陽性反応が出たと明らかにしている。英メディアによると、ジョンソン首相とスナク財務相が濃厚接触者にあたるとして自主隔離に入る。

新規感染者が増える中でも規制を解除するのは、ワクチン接種が進み、死者や重症者の数が抑えられているためだ。1月のピーク時は、英国の1日の感染者は6万人を超え、死者は1820人に達していた。だが、17日時点の死者は41人と当時ほどは増えておらず、入院患者数も4万人近かったピーク時の1割程度にとどまる。

ただ、規制を一気に解除することへの警戒感もあり、公共交通機関などは独自にマスク着用を義務付ける。周辺国は英国の感染拡大を警戒しており、欧州メディアによると、ブルガリアは英国からの旅行者らの渡航を禁じた。

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