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欧州新車販売21年2%減 半導体不足の長期化響く

【フランクフルト=深尾幸生】欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表した2021年の域内主要18カ国の新車販売台数(乗用車)は、20年に比べ2%減の1060万419台だった。半導体不足で需要を満たす生産ができず、新型コロナウイルス禍で大幅減だった20年をも下回った。

英国とフランスがそれぞれ1%増とプラスに転じたが、最大市場のドイツが10%減と全体の足を引っ張った。

メーカー別首位は独フォルクスワーゲン(VW)で、販売台数は3%減だった。シェアは0.4ポイント下落し24.7%。傘下の高級車ブランドのポルシェの台数が5%増えたが中核のVWブランドが6%減だった。

2位は欧州ステランティスで販売台数は1%減った。シェアは0.2ポイント上昇し21.1%になり、VWとの差を縮めた。3位は仏ルノー(販売台数10%減)だった。韓国・現代自動車が台数を20%伸ばし、シェア8.1%で20年の6位から4位に躍進した。

日本勢は「ヤリス」が好調だったトヨタ自動車が台数を8%増やした。シェアは0.5ポイント上がり5.8%だった。日本勢のなかでのシェア2位は日産自動車(2.2%)で販売台数は14%減。マツダの販売台数は2%増、ホンダは13%減だった。

マルタを除いたEUの21年の販売台数は20年比2%減の970万192台。主要18カ国の12月単月の新車販売台数は前年同月比21%減の86万667台だった。

22年も半導体不足の影響は完全には払拭されないとの見方が強い。調査会社の英LMCオートモーティブは欧州主要17カ国の販売台数が21年比9%増の1150万台になると予測している。

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