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ドイツ最大野党CDU、新党首に保守派メルツ氏

(更新)

【ベルリン=石川潤】ドイツの最大野党、中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)は17日、党員投票の結果、保守派のフリードリヒ・メルツ元院内総務(66)を次期党首に選出したと発表した。1月の党大会を経て正式に就任する。CDUは16年間、メルケル政権を支える与党だったが、9月の連邦議会選挙で敗れて野党に転落した。党再建がメルツ氏の最大の課題となる。

外交政策に詳しいレトゲン元環境相、メルケル政権の首相府長官だったブラウン氏も立候補したが、メルツ氏が62.1%の得票で圧勝した。CDUはメルケル時代に中道色を強めたが、メルツ氏の就任で保守回帰が進む可能性がある。メルツ氏は「全員とよい協力」を進めたいと述べ、党内の結束を求めた。

メルツ氏はかつてメルケル氏と首相候補の座を争ったベテラン政治家だ。メルケル氏との政争に敗れた後は影響力を失い、いったんは政界を引退したが、メルケル政権末期に政界へと舞い戻ってきた。復帰後に3度目となるCDU党首選挙への挑戦で、ようやく党首の座をつかんだ。

ドイツは8日に中道左派のドイツ社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)によるショルツ政権が成立したばかりだ。左派色の強い新政権と保守派のメルツ氏が率いるCDUという対立構図が鮮明になりそうだ。ドイツは2022年に4つの州議会選挙が予定されており、メルツ氏にとってもショルツ氏にとっても最初の正念場となる。

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