/

トルコ大統領「金利と闘う」 利下げ観測でリラ安加速

(更新)

【イスタンブール=木寺もも子】トルコのエルドアン大統領は17日、与党の会合で「金利と闘う」などと演説し、政策金利の引き下げを示唆した。トルコ中央銀行は18日に金融政策決定会合を控えており、通貨リラは一時対ドルで前日比3%下落、史上最安値を更新した。

演説では「金利が原因でインフレがその結果だ」とする自説を繰り返した。経済学では金利を上げてインフレを抑制する考えが主流だが、エルドアン氏は逆の説を主張する。金利を否定するイスラム教の教えにも言及した。

エルドアン氏の発言はさらなるインフレにつながる恐れがある。中銀は9~10月に計3%の利下げを行い、市場はさらに続けるとみる。リラは9月以降だけで2割下落した。輸入に頼るエネルギーなどを中心に、足元のインフレ率は20%近い。

エルドアン氏はこの日、記者団に対し「中銀は独立している。彼らに独自に判断してもらおう」とも述べた。だが、同氏は過去2年の間に総裁を3度更迭するなど中銀の金融政策に公然と介入しており、一連の発言は中銀への利下げ圧力だとの受け止めが広がっている。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン