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オランダ下院選、与党勝利へ ルッテ首相続投濃厚に

投票締め切り後、取材に答えるオランダのルッテ首相(17日、ハーグ)=AP

【ブリュッセル=竹内康雄】15日から始まったオランダ下院(定数150)選の投票は17日締め切られ、ルッテ首相率いる中道右派の自由民主党(VVD)が議席を積み増した上で第1党を維持する見通しになった。争点が新型コロナウイルス対策に絞られる中、有権者は現政権の対応を支持した形だ。ルッテ氏が首相を続投する可能性が高まった。

公共放送のオランダ放送局(NOS)の出口調査によると、VVDは現有から4議席を増やして36議席に届く勢いだ。ルッテ氏は地元メディアの取材に「我々の前にある課題は大きい。コロナ危機のなか、オランダを前進させ続けねばならない」と語った。

オランダでは第1党の党首が首相に就くのが慣例で、ルッテ氏は首相続投に向けて連立交渉に入る。3~4党の連立政権になりそうで、正式な発足まで時間がかかる可能性がある。

これまで第2党だった反イスラム、反欧州連合(EU)を掲げる自由党は、争点に広がりが欠けたことから支持が伸ばせず、3議席減の17となりそうだ。自由党のウィルダース党首はルッテ氏に祝意を示した上で「強力な野党になる」と敗北を認めた。新たに第2党に躍り出そうなのが、VVDと連立政権を組んできた中道左派リベラルの民主66で8議席増の27議席になる見通しだ。

オランダでは新型コロナによる死者が1万6千人を超え、選挙の争点はコロナ対策に絞られた。足元では夜間外出禁止や外出制限など厳しい規制が敷かれるが、大規模な財政出動の効果もあり、景気の落ち込みは他のEU諸国より小さい。2010年から首相を続けるルッテ氏が続投すれば、欧州有数の長期政権になる。

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