トルコ物価高でも利下げ 独立なき中銀総裁が招く通貨安
[有料会員限定]
トルコリラの下落が止まらない。23日には1ドル=13リラ台を付け、下落幅は11月だけで3割近くなった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測もくすぶるなか、軒並み値下がりする新興国通貨の中でもひときわ弱さが目立つ。強権大統領の意向を受け、型破りの金融緩和を進める中央銀行への信頼失墜が背景にある。
「この3カ月は値札の貼り替えが追い付かない」。11月中旬、家族でイスタンブール市内の食料品・日用品店...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

「中銀ウオッチ」は、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)、その他新興国の中央銀行の動きを分析し、政策の先行き、影響を掘り下げます。
関連企業・業界
企業: