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旧ソ連・安保機構首脳会議 アフガン国境の防衛強化

【モスクワ=石川陽平】ロシアが主導する旧ソ連諸国の集団安全保障条約機構(CSTO)は16日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで首脳会議を開き、イスラム主義組織タリバンが全土を制圧したアフガニスタンとタジクとの国境地域の防衛力を強化することで合意した。CSTOが持つ即応部隊の展開力を強め、タジクで大規模な軍事演習を実施する。

CSTOはロシアのほか、ベラルーシ、アルメニア、キルギス、カザフスタン、タジクが加盟する軍事同盟だ。中央アジアのタジクは、アフガンと約1340キロメートルの国境があり、同国の混乱で国境を越えてテロ組織などが流入する懸念が高まっている。

首脳会議では、オンライン形式で参加したロシアのプーチン大統領が「米欧諸国が性急に軍を撤収したため、CSTOにとって新しい本当に緊迫した課題と危険が生じた」と述べ、米欧の責任を追及した。CSTO首脳は、アフガンの各勢力に実質的な和平協議を始めるよう求めることでも一致した。

タジクのアフガン国境の強化策では、即応部隊の装備の近代化を急ぎ、展開力を高める計画を作ることで合意した。10月にはタジク領内で一連の大規模な軍事演習を実施し、アフガン情勢の急変に対応できるようにする。

CSTOは17日、ドゥシャンベで中国やロシア、中央アジア諸国、インド、パキスタンが加盟する上海協力機構(SCO)と合同で首脳会議を開き、アフガン問題への対応策を話し合う予定だ。

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アフガン情勢

アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し、大統領府を掌握しました。米国は2001年の米同時テロをきっかけにいったんはタリバンを打倒しましたが、テロとの戦いは振り出しに戻りました。アフガニスタン情勢を巡る最新の記事をこちらでお読みいただけます。

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