/

ドイツ、3月の出生数が急増 第1波収束が影響か

(更新)
think!多様な観点からニュースを考える
ドイツでは3月、出生数が大きく増加した=ロイター

【ベルリン=石川潤】ドイツが時ならぬベビーブームに沸いている。ドイツ連邦統計庁によると、3月の出生数(速報値)は前年同月比10%増の6万5903人で、3月としては1990年代後半以来の高水準となった。2020年春に新型コロナウイルスの感染の第1波が収まり、ロックダウン(都市封鎖)が緩和に向かったことが影響している可能性がある。

ドイツの出生数は1月は前年同月比で微減だったが、2月は同6%増、3月は同10%増と大きく増えた。ドイツでは20年3月後半から4月初めにかけて新型コロナの感染が拡大したが、5月には下火となり、行動制限も緩和された。出生数増加の理由は不透明な部分が大きいが、こうした状況と「時間的な関連」(独連邦統計庁)があるのは明らかだ。

独連邦統計庁の分析によると、3月は欧州全体としても出生数が増加傾向にあるという。新型コロナの感染がとりわけ深刻だったスペインやフランス、ベルギーでも当初大きく落ち込んだ出生数が回復しつつある。

もっとも、ドイツなどの欧州各国は20年秋から感染の第2波に見舞われ、再び長く厳しいロックダウンに入った。経済活動の自由度や先行きへの不安感などが出生数に影響するとすれば、足元の増加傾向が今後も続くかはなお見通しにくい面がある。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン