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欧州各国、クリスマスの感染拡大を警戒 新型コロナ

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クリスマスイルミネーションがきらめく繁華街は買い物客らであふれる(15日、ロンドン)=ロイター

【ロンドン=佐竹実】欧州各国が、クリスマス期間の新型コロナウイルスの感染拡大を警戒している。英国は16日から首都ロンドンの外出規制を強化しているが、重要な行事であるクリスマスの前後は例外として親族らと過ごせるようにした。複数の家族が集まれば感染リスクが高まるだけに、各国政府にとっては苦渋の決断だ。

「小さく短いクリスマスは、より安全なクリスマスにつながる」。ジョンソン英首相は16日の記者会見でこう述べた。同日に判明した英国の陽性者数は約2万5千人と高水準で、死者数も612人。クリスマスはなるべく少人数で集まり、感染リスクを減らすよう国民に呼びかけた。

英政府は首都ロンドンの規制を16日から強化し、飲食店の店内営業のほか、屋内に2家族以上が集まることも禁止した。だが、23~27日は3家族まで集まれる特例措置を設けた。足元の感染拡大を受けて野党からは措置を撤回すべきだとの指摘も出たが、ジョンソン首相は16日、「クリスマスを禁じるのは非人間的で、多くの人の本能に反する」と反論した。

欧州の人々にとってクリスマスの意味は大きく、家族と会うことも禁じれば批判が強まりかねない。オランダは15日からジムなどの営業を5週間禁止しているが、クリスマス期間は規制を一部緩和する。

世界保健機関(WHO)欧州事務所は16日、冬休みを前に新型コロナに関する指針を発表した。「屋内で集まれば少人数でもリスクが高まる。なるべく屋外で集まり、参加者はマスクを付けてなるべく距離を保つ」ことを奨励した。

クリスマス期間は例外とするものの、規制自体は強化の動きが相次いでいる。ドイツは全面的なロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。ロイター通信によるとデンマークのフレデリクセン首相は16日、「我々の医療システムは逼迫している。今すぐ行動しなくてはならない」と述べ、ショッピングモールなどの営業を禁止すると表明した。

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