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欧州8カ国、ワクチン接種で連携 年内にも開始で

英国や米国に続いてEUでも年内にワクチン接種が始まる見通しになった(写真は米での接種)=ロイター

【フランクフルト=深尾幸生】ドイツやフランス、イタリアなど欧州の8カ国は15日、ワクチン接種キャンペーンを連携して実施する方針を発表した。欧州連合(EU)が米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンを21日にも承認する見通しとなっており、連携して接種の効率性を高める。

独仏イタリアに加え、スペイン、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、スイスの保健大臣が共同声明を発表。それによると「安全かつ効率的なワクチン使用のために情報を共有する」とし、予防接種キャンペーンの開始を調整する。国境を越える労働者に関して共通のガイドラインを採用することなどでも合意した。キャンペーンの具体的な開始時期には言及していない。

EUで医薬品を審査する欧州医薬品庁(EMA)は15日、同ワクチンの承認を決める会議を当初予定より8日前倒しして21日に開くと発表した。同ワクチンは英国や米国などですでに緊急承認されており、EMAが承認するのはほぼ確実とみられている。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、「EU市民は2020年中にワクチン接種できる可能性が高い」とツイートした。ドイツのシュパーン保健相は承認後2〜4日後に接種が始められるとし、クリスマス前の接種開始に期待を示した。独経済紙ハンデルスブラットは、26日にも接種が始まると報じた。

ドイツでは11月の部分的なロックダウン以降も新規感染者数が2万人を超える日が珍しくなく、1日あたりの死者数は1000人に迫る。16日からはスーパーなどを除く商店や学校も含めた本格的なロックダウンに入った。

ファイザーとビオンテックのワクチンは英国と米国、カナダなどですでに接種が始まった。ドイツ政府はビオンテックに資金も提供しており、国内では早期承認を求める声が高まっていた。

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