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ジョンソン英政権、内閣改造 新外相にトラス貿易相

(更新)
内閣改造で外相に起用されたトラス氏は、国際貿易相としてEU域外の国・地域との通商交渉を担ってきた(写真は15日、英首相官邸にて)=AP

【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相は15日、内閣改造に踏み切り、新たな外相にトラス国際貿易相を起用した。外相だったラーブ氏は副首相兼司法相に就いた。スナク財務相やパテル内相、ウォレス国防相、ジャビド保健相といったそのほかの主要閣僚は続投となった。英国で開く第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)議長のシャーマ氏も留任した。

英政権の内閣改造は20年2月以来、およそ1年半ぶりとなる。ジョンソン氏は15日、改造を受けて、「我々は(新型コロナウイルスの)パンデミックからより良く再生し、皆さんの優先事項を実現する」とツイートした。

トラス氏は国際貿易相として、欧州連合(EU)離脱を受けたEU域外との通商交渉を担当してきた。日本との経済連携協定(EPA)をまとめ、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉入りに道筋をつけるなど成果を積み上げたことが保守党支持層に評価されていた。後任には同じ女性でエネルギー担当の閣外相だったトレベリアン氏を充てる。

ラーブ氏は2020年4月にジョンソン氏が新型コロナで入院した際に、首相代理を務めた。だが今年8月、イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンを制圧した際に、海外で休暇を取り執務に支障をきたした疑念を持たれるなど批判が強まっていた。一部の英メディアは「事実上の降格」と報じている。

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