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西アフリカでエボラ熱の脅威再び ギニアが流行宣言

エボラ熱ワクチンの保管状況を確認するWHO職員(20年7月、コンゴ民主共和国、WHO提供)=ロイター

【カイロ=久門武史】西アフリカが再びエボラ出血熱の脅威にさらされている。ギニアで3人が死亡し、同国政府は14日にエボラ熱の流行を宣言した。周辺国は警戒を強めている。新型コロナウイルスの感染対策に追われるなか、医療を圧迫する恐れがある。

世界保健機関(WHO)によると、1月下旬にギニア南東部で看護師1人が死亡し、埋葬に参加した6人が症状を訴えた。このうち2人が死亡し、4人が入院した。

エボラ熱は2013~16年に西アフリカの複数の国で流行し、1万1千人以上が死亡した。WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は14日「ギニアでエボラ熱が再び発生したことは重大な懸念だ」と表明した。WHOは検査や治療、ワクチン確保でギニアへの支援を始めた。

ギニアに国境を接するリベリアは警戒水準の引き上げを表明した。WHOはリベリア、シエラレオネの保健当局とともに、国境地帯での検査態勢の強化に乗り出したと明らかにした。西アフリカのコートジボワール、マリ、セネガルにも支援していく方針だ。

アフリカでは中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)でもエボラ熱の感染者が新たに確認されている。ロイター通信によると14日、4人目となる新規感染者が報告された。

アフリカには医療体制が不十分な国が多い。ギニアは人口約1200万のうち、新型コロナの感染者数が累計1万5千人に迫る。エボラ熱への対応は、新型コロナ対策で既に負荷がかかっている医療サービスに新たな重荷となる。

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