/

欧州で政治混迷 英首相辞意、フランス与党敗北

【パリ=白石透冴】欧州各国の政局が混迷している。英国では相次ぐ不祥事を受けジョンソン首相が辞意を表明したほか、フランスではマクロン大統領が率いる与党連合が国民議会(下院)で過半数割れを起こした。内政に追われればウクライナ危機対応などに遅れが出かねない。

ジョンソン氏の辞任表明は新型コロナウイルス下でのパーティー開催などが理由だが、9%を超えるインフレ率への国民の不満も辞任圧力となった。後任首相を決める与党・保守党首選が9月まで続き、15日現在でスナク前財務相やトラス外相など5人の候補が残る。

英政府は党首選中に大きな政策決定は下さない方針で、一定の政治空白は避けられない。

仏下院は12日、新型コロナ対策を見直す法案を可決した。だがワクチン証明の再導入の可能性に言及した条文は、野党の反対で削除された。与党連合が6月の下院選で敗北し、思うように法案を通せなくなっている。

仏政権は7日に総額200億ユーロ(約2兆8000億円)の物価高対策法案を発表し、ガス価格の固定延長などを決める考えだが、野党の反対で成立に時間がかかる可能性もある。

ドイツも不安を抱える。ショルツ首相が所属するドイツ社会民主党(SPD)は支持率が20%前後で、30%弱の最大野党キリスト教民主同盟(CDU)に逆転を許した。ウクライナへの武器供与の判断が遅れたとしてショルツ氏の指導力を問う声もあがる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン