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ウクライナ副首相、南部で避難呼びかけ 攻防激化に備え

【ロンドン=篠崎健太】ウクライナのベレシチューク副首相は14日、ロシア軍が掌握している南部ヘルソン州の住民に対して避難を呼びかけた。ウクライナ軍は奪還に向けてロシア軍の補給路を断つためのインフラ攻撃を展開しており、攻防が今後激しくなる可能性がある。

ウクライナメディアによると、ベレシチューク氏は「厳しい冬がやってくる。寒さと敵から皆さんを守らなければならない」と述べた。ウクライナ当局はこれまでも住民に退避を促しており、戦闘の長期化を念頭に改めて移動を求めた。現地報道によればヘルソン州からは約半数の住民がすでに離れ、今後2万人の避難が見込まれているという。

ヘルソン州はロシアが侵攻開始後の初期に掌握した地域だ。ウクライナ側は反攻の象徴的な地域として奪還をめざし、補給を妨害するため主要河川ドニエプル川にかかる橋を破壊するなどの攻撃を仕掛けている。

ロシア側も現地で部隊強化を進めているもようだ。英国防省は14日公表の戦況分析で「ロシアの過去1週間の優先事項はウクライナ南部の強化に向けた部隊再編だったとみられる」と指摘した。ウクライナ南部には敷地内に砲撃を受けたザポロジエ原子力発電所もあり、緊迫した状況が続いている。

ウクライナ南部オデッサでは14日、国連世界食糧計画(WFP)がチャーターした国際穀物貨物船が黒海の港を出発した。AP通信によるとウクライナ産の穀物2万3000トンを積み、ジブチ経由でエチオピアへ向かう。WFP主導の穀物輸送船がウクライナを出港するのは輸出再開後で初めて。

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