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ダボス会議の準備会合 17~21日に開催

【パリ=白石透冴】世界経済フォーラム(WEF)は17~21日、オンライン形式の会議「ダボス・アジェンダ」を開く。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の拡大で年次総会(ダボス会議)を初夏に延期したため、今回は準備会合と位置づける。世界経済、気候変動や格差対策などが主なテーマとなる。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が17日に特別講演する。岸田文雄首相は18日、昨年12月に就任したばかりのショルツ・ドイツ首相は19日に登壇する。21日には欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事、イエレン米財務長官らが参加する。

WEFのクラウス・シュワブ会長は13日に公表した声明で「2022年にコロナ禍が収束に向かうことを誰もが願っている。気候変動などの課題に取り組むために、世界の指導者たちは新しい協力体制を取る必要がある」などと指摘した。各地で異常気象が相次いでいるほか、国際的な協力には米中対立が影を落とす。政財界などが意見の違いを乗り越えて取り組みを加速する必要があると訴えた。

開催に先立って11日にWEFが公表した2022年版「グローバルリスク報告書」では、コロナ禍からの回復が国によって異なる「不均衡な回復」が、主要な懸念であると報告した。ワクチンの接種率に大きな差があることから、世界経済の回復がまだら模様になる恐れを指摘している。長期的には環境問題が主要な課題になると分析している。

ダボス会議は1971年から開催。例年スイス東部の保養地ダボスで世界の首脳や経営者が集まって議論してきたが、21年はコロナ禍で開催を見送った。22年は1月に予定していたが、欧州で急速にオミクロン型が広がってきたことから初夏への延期を決めた。

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