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英ボーダフォン、通信網で新技術 NECが初受注

ロンドンのボーダフォンの店舗(2017年)=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英通信大手ボーダフォン・グループは14日、「Open-RAN(オープンラン)」と呼ばれる技術を使った欧州初の通信網を構築すると発表した。NECや韓国のサムスン電子、米デル・テクノロジーズなどがベンダーに選ばれた。NECにとっては海外での高速通信規格「5G」向け機器で初の受注となる。

オープンランは、異なるベンダーの機器を相互接続できるようにする仕組みだ。今回はNECがボーダフォンに基地局(アンテナ)を供給し、無線をコントロールするサムスンのソフトと組み合わせる。英国内の2500カ所で、4Gと5Gの通信網を稼働させる。2021年中に南西部のウェールズなど地方から始め、首都ロンドンにも拡大する。欧州やアフリカでもオープンランを導入する予定だ。

世界の基地局市場は、中国の華為技術(ファーウェイ)、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキアだけで8割のシェアを持つ。欧州諸国は米国に追随してファーウェイの5Gからの排除を決めており、その分エリクソンやノキアの受注が増えている。

だが、通信会社としては少数の企業に基地局整備を依存するよりも、リスクを分散したいとの考えがある。オープンランを使えば、複数のメーカーの機器を自由に組み合わせ、整備コストを下げられる利点がある。NECはこうした現状を好機とみており、20年11月には英国に5Gの拠点を設立した。欧州をはじめ世界の通信会社に5G向け基地局などを売り込む。

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