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EU、イラン内相ら29人に制裁 デモ対応巡り

(更新)

【テヘラン=福冨隼太郎】欧州連合(EU)はブリュッセルで14日開いた外相理事会で、イランのバヒディ内相ら29人と3団体に制裁を科すことで合意した。イランで女性の頭髪を隠すためのスカーフ着用を巡って拡大したデモの弾圧にかかわっていると判断した。

制裁は同日の発動で、バヒディ氏のほか、同国最高指導部に直属する革命防衛隊高官らを対象にした。EUへの渡航禁止やEU内の資産が凍結される。

EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は声明で「EUはデモ参加者への暴力的な弾圧を非難する。平和的に抗議し、要求や意見を自由に表明するイラン人の権利を支持する」と表明した。

イラン外務省のカナニ報道官はこれに先立つ同日の記者会見で「いかなる国にも国内の問題に干渉することを許さない」と反発した。

イランでは9月、スカーフの着用方法が不適切だとして服装などを取り締まる風紀警察に拘束された女性が死亡したことをきっかけに抗議行動が拡大した。欧米はイラン当局が抗議者を弾圧していると批判を強めている。ノルウェーに拠点を置くイラン人権団体は12日の報告で、これまでに少なくとも子ども43人を含む326人が死亡したとしている。

EUは10月の外相理事会でもイラン当局のデモへの対応を巡り、同国閣僚や風紀警察の幹部ら11人と4団体への制裁を決定している。

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